革新的デザイン⁉アール・デコのインテリアたち

革新的デザイン⁉アール・デコのインテリアたち

「このデザインのアンティーク家具をどこかで見たことがあるような……(゜_゜)」

 

なんてことはありませんか?

 

実際に使用したり自宅にあるわけではないけれど、なんだか親近感を覚える

年代物のインテリア

 

もし、「アッ……!」と感じる方がいたら

 

それはアールデコ〈Art Déco〉の可能性が高いです!

 

アールデコとは1920年~1940年代に世界的に流行した革新的なデザイン様式です。

 

直線や幾何学模様が特徴のデザインはモダンで機能的で素敵(*‘∀‘)

 

今回のブログはアールデコを

 

「売りたいひと」

 

「買いたいひと」

 

「どんなものか興味のあるひと」

 

そんなひと達が参考になるような内容にしたいと思って執筆しております(*’▽’)

 

もちろん、なんとなく立ち寄った人も大歓迎♪

 

読み終わったときにほんの少しでも興味を持っていただけたら幸いです°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°

 

それではどうぞ最後までお付き合いくださいませ。

 

♠ちなみに名称の由来は1925年に開催された現代装飾美術・産業美術国際博覧会♠

英訳は「Exposition Internationale des Arts Décoratifs et Industriels modernes」

この略称をアール・デコ博といい、一般に「アール・デコ」と呼ばれるように。

別名「1925年様式」ともいいます(‘◇’)ゞ

 

 

2019年もアールデコの人気は現在進行形♪

みなさんも街のインテリアショップで似たカンジの家具を見かけたりしませんか?

ちょっと意識して探してみると、アールデコ調のものがけっこう見つかるはずです(*‘∀‘)

 

職場のオフィス、病院、百貨店やデパートの休憩用ソファー、携帯ショップの来賓用チェア、マンションの広告etc……。

私たちが普段よく利用する場に機能的なインテリアは欠かせません。

ひとつの空間に存在するだけで洗練された雰囲気を演出してくれますしね♪

 

しかもアールデコはアフリカの民族美術、南米のピラミッド、日本や中国などの東洋美術など、とにかく古今東西のさまざまな文化を取り入れてデザインされているのです。

 

そうです……!

 

最初に「親近感を覚えないか?」と皆様におたずねした理由はこれです……!

 

アコール・デコはジャポニズムも取り入れられた様式美なんです。

 

日本の影響を受けて繁栄したアールデコが、逆に私たちの暮らしに馴染んで大きな影響を与えているからなんですね。

 

なんとも感慨深いです°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°

 

建築物も有名なものですと東京都庭園美術館や東京国立博物館本館などがアール・デコ様式で統一された室内と外観です。

ほかには銀座ライオンビルなど、日本にはジャパン・デコ建築の建物がたくさん(^^♪

 

アールデコにまったく興味がないひとでも、ちょっとした既視感👀はあるのではないでしょうか?

 

高額査定のアンティーク・アールデコ

 

建築・ポスター・ドレス・ジュエリー・時計・工芸品など、さまざまな作品が多彩なデザイナーにより生み出されてきたアール・デコ。

日本でも昭和初期にアール・デコブームが開花して以来、現在にいたるまでその人気は持続しております。

 

アール・デコに関しては、年代物のアンティークであるという点が重要なポイントとなってきます。

ジュエリー系ですと、数百万の値がつくことはまったく珍しくありません(*_*;

 

 

ではではさっそくアール・デコの有名デザイナーとその作品をご紹介したいと思います!

もしも似たデザイン・意匠のものを所有しておりましたら、処分する前に一度HIROYAまでご相談を<(_ _)>

 

クラリス・クリフ( Clarice Criff)

セラミックの詩人」、「アール・デコの女王」と呼ばれたイギリスの女性陶芸家。

 

 

幾何学的な葉がデザインされたラトナツリー(女神の木)の文様はクリフデザインの2,000にものぼるパターンのひとつです。

海外では高い評価と高額な取引が行われているのですが、奇抜な色のせいか日本では人気も認知度も低いようです。

サイズが異なる角形を重ねて段をつけた瓶などもあり、洗練されていてお洒落だと筆者は思います。

リビングに一つは置きたいですねー(*‘∀‘)

 

ジャン・エリゼ・ピュイフォルカ(Jean Puiforcat)

フランスアール・デコにおける最も重要な銀細工師。

まさに「アール・デコの銀器の王様」です!

 

ピュイフォルカのアール・デコ時代のコーヒーポットやティーポットが、

エスティメーション(見積もり)価格より遥かに高い値で落札されています。

 

ルネ・ラリック(René Lalique

フランスのガラス工芸家。

アール・デコ様式の香水瓶や果ては巨大噴水や教会の装飾までもデザインしたすごい人。

 

転身する前は宝飾デザイナーで、あのカルティエ(Cartier)のデザインも手掛けました。

50歳を過ぎてからガラス工芸家に転身。

ちなみにラリックデザインの香水瓶や食器も高額買取の品となっております。

こちらはまた別の記事でご紹介しようと思っておりますので(*‘∀‘)

どうぞお楽しみに!

 

アール・デコかどうかの判断ポイント

 

まずはどんな形状、造形かがポイントです。

 

1,角ばった幾何学的な、流線型の造形

 

2,シェブロン(山形文様)、氷柱、サンバースト(日輪模様)を繰り返し用いられたモチーフ

シェブロン(山形文様)とは↑逆さV字または水平なジグザグ模様

 

サンバーストとは、「強烈な日光、日輪型の装飾品、雲間から太陽光が放射状に漏れている様子」という意味

 

素材も見抜くポイント

1,外国産の木材やサメ皮、ベークライト(合成樹皮の一種)

2,漆塗り

3,プレス・ガラス(型押し成形)

 

漆塗りなんかは日本人にはとっても身近なものですよね(*’▽’)

 

アール・デコに使われた技術

アシッド・エッチング(酸腐食)

クローミング(クロム合金によるめっき加工)

リトグラフ(石版印刷)

 

リトグラフという言葉は聞いたことがある人も多いはずです(^^♪

 

ではでは最後にポイントの大まかなまとめをご紹介

 

  • デザイン:直線的または流線型
  • モチーフ:幾何学模様・シェブロン(山形文様)・氷柱・サンバースト(日輪模様)
  • イメージ:機能的で合理的。装飾性は低い。
  • 流行時期:1910~1940年頃
  • 中心地:ヨーロッパやアメリカのニューヨーク

 

♦「機能的で合理的。装飾性は低い」という部分はアールヌーボーとは対照的です(‘◇’)ゞ

 

これアール・デコのアンティークかな?と思ったらHIROYAまで

 

HIROYAではアール・デコのアンティーク類を積極的に買取しております。

 

全国どこでも赴きますので、「遠いし僻地だから心配」というお客様もどうぞご安心ください。

 

またオンライン・宅配・持ち込みでの査定も受け付けております。

 

ぜひ一度お気軽にご相談を。


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