レトロラジカセがまた脚光を浴びているのはナゼ?そして高額買取アイテムとは!
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ラジカセは今でこそ姿を見かけることが少なくなりましたが、かつては若者から高齢者まで誰もが好きな時に音楽を楽しめる画期的な電器製品として親しまれていました!
大半はラジオ・カセット・アンプ・スピーカーを一体にして、それを持ち運んで音楽を楽しめるということが魅力でした。
つまり現代の携帯プレーヤーのさきがけだったんですね~!
このラジカセがじわじわとまたファンを集め始めていることはご存知ですか?
最近ではレトロな機種を集めた展覧会が開かれたり、レストアしたものを販売するプロショップも見られるようになったほどです。
その理由はなんなのか?ざっとにはなりますがラジカセの概要とどういったレトロラジカセが売れやすいのか買取の情報も教えちゃいます。
ラジカセの誕生
ラジカセの発祥の地はオランダで1966年のとき世界初の製品が発売されました。
その時のパッケージは4バンドのラジオとカセットを再生するとてもシンプルなものでした。
激動の1970~1980年
ラジカセの誕生はオランダでしたが、それを飛躍的に発展させたのはマランツ、パナソニック、サンヨー、ソニー、パイオニアといった日本企業の努力によるものが大きく、1970年代ごろには多彩なラジカセが見られるようになりました。
この頃の本格的なラジカセというのは大きく派手なものが多く、性能も重視されたものが目立っていました。
1980年代に突入するとさらにラジカセブームは加熱します。
ストリート文化への影響
アメリカではブレイクダンスやヒップホップなどのいわゆるストリートカルチャーにおいて、ラジカセの存在はとても密接したものでした。
ラジカセを肩に乗せて外に持ち出し音楽を楽しむというシーンってどこかで記憶がありませんか?
当時では大きな日本のラジカセを担いで仲間と音楽を楽しむというのは一種のステータスでもあり、若者の憧れでした。
この時のモデルが今まさにコレクターズアイテムとなっているのです。
1980年代末期からの衰退
1980年代が終わりを迎えようかとしていた頃、ラジカセの爆発的な勢いはついに収まりを見せはじめました。
その原因は「ウォークマン」の誕生です。
ポケットに入れて持ち運べて周りを気にせずどこでも音楽を楽しめるというスタイルは革新的でした。
ここから時代はよりコンパクトな音楽プレーヤーを求めるようになり、ラジカセは息を潜めるようになっていきました。
そして現在
2019年に入った今、ラジカセが復活の兆しを見せています。
もともと2005年ほど前からニッチな需要を見え始めていましたが、ここのところでメディアでレトロラジカセが取り上げられたり、あえてカセットで音楽を売り出すアーティストが出てきたことからより広い層にレトロラジカセの魅力が伝わるようになったことが大きな理由ではないでしょうか。
買取でお値段が付くモデル
レトロだから全てが買取価格が高い…というわけにはいかず
お品物によっては買取が出来ないものもございます。
そこで具体的に売れやすいモデルを下記にまとめてみました。
SHARP GF-1000
大型ラジカセという枠の中でも最高クラスのサイズを持つGFシリーズ。
GF-999や777などの歴代モデルも存在します。
Natinaol RX-7200
ナショナルの中でも最高級品として発売されたのがRX-7200です。
サイドウッドがあしらわれて高級機らしい精巧な顔つきが人気です。
Victor RC-M90
こちらもやはり当時のトップ機種。大きなウーファーとガンメタのカラーが印象に残る一台。
未使用品は価値がグンッとアップ!
1970~1980年代の未使用品が出てくればどのようなタイプであっても高額買取に繋がること間違いありません。
もしお手持ちのものがあればヒロヤに買取ご相談ください!