高騰し続けるヴィンテージROLEX。-デイトナ編- 買取もしております!
ここ数年、機械式時計は資産的な価値としての需要がさらに高まり、中でもヴィンテージ時計に熱い視線が集まっています。
これまでヴィンテージ時計の市場ではパテック・フィリップが主役となっていましたが、最近ではロレックスも肩を並べる存在となっています。
それを象徴する出来事としては、ヴィンテージのデイトナだけを出品するオークションも開催されるほどです。
ここまで注目を集めるようになったのはポールニューマンが身につけていたデイトナが最も高価な腕時計の記録を更新したことが大きく関係しています。
ポールニューマン デイトナ
ビンテージロレックスが世界の資産家や時計マニアから注目を集めるようになったのはあるオークションハウスに出品されたロレックスのデイトナ Ref.6239が事の発端といえます。
これはジョアン・ウッドワードが夫であるポール・ニューマンにプレゼントしたものでした。
このデイトナはエキゾチックダイヤルという呼び名が付けられ、ケースバックに入っている「DRIVE CAREFULLY ME」という刻印はオリジナルの証となっています。
その取引額はなんと20億円。この価格は2016年に落札されたパテックRef.1518の12億円という価格を大幅に上回って世界一高額な時計となりました。
購入した方は非公開となっていますが、中国の著名コレクターまたはロレックスが買い戻したのではないかと、様々なウワサが飛び交っています。
ダイヤルなど様々なバリエーションがあり、現在の市場で出回るニューマンモデルにあたるものは1000万円を超えることは珍しくありません。
80年代には30~50万円ほどの相場で売買されていたことを考えると、近年のヴィンテージロレックスという市場がいかに凄まじいものかわかると思います。
多くの時計コレクターはタイムマシンの発明を願い、80年代に戻ってニューマンモデルを買い漁ることを夢みているでしょう。
16520 デイトナ エルプリメロ
今でこそ手巻きデイトナは雲上時計として扱われるようになっていますが、1980年代のころはクォーツ式の波を押され機械式時計は過去の遺産的な見かたをする人もいました。その打開策としてロレックスはそれまでの手巻き式から自動巻きに切り替えます。そこで誕生したのがゼニス社のエルプリメロムーブメントを採用したRef.16520。
オーソドックスなスタイル、信頼性に定評のあるエルプリメロムーブ搭載、そして最近復刻モデルが発売されたことから16520の中古相場はここ数年で一変しています。
また、シリアルや年式による仕様の違いによって価値が大きく変わり、特に内部のダイヤルが経年によって茶色に変色する個体は600~1000万円で市場で見かけるようになりました。
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