アナログ(レコード)が再燃中!?レコードプレーヤーの魅力とは。
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今の時代、「音楽を聴くための機器」といったらパソコンやスマートフォンなどのデジタル機器が主流な時代ですよね。
CDを買わずともネットで音楽を簡単にダウンロードできてしまいますし、Bluetooth(ブルートゥース)やワイヤレスイヤホンといった革新的なオーディオ用アクセサリーも販売されています。
しかし、そんな時代だからこそ人気を集めているのがレコードプレーヤーなのです。
最近では多くのアーティストがCDと同時に限定版のレコードを発売しているくらいなんですよ(‘◇’)ゞ
昨今、低迷しているという声も聞こえる音楽業界ですが、なんとアナログレコードの生産枚数は
世界的に見ると対前年比で2倍以上の著しい伸びを示しています。
ターンテーブルのゆっくりとした回転を眺めながら、静かにレコードに針を落とす……。
往年のレコードファンにとっては何気ないそんなしぐさも、若い世代には新鮮に映るのかもしれませんね!(^^)!
「一部の懐古的な人気なんでしょ?」と思われている方も多いかもしれません。
確かにレトロ的な懐かしさからくる人気もありますが、レコードの本当の魅力はそれだけではありません。
その理由はズバリ(レコードプレーヤーにはデジタル音楽の再生では成しえない「アナログの音」が聴ける)メリットがあるからです!
豆知識~何故レコードプレーヤーは高音質なのか?~
レコードの盤面を近くでよーく見てみると、細い溝が掘られているのが確認できるかと思います。
この溝は音声の波形そのものの形に刻まれており音溝と呼ばれるものでして、
この溝を刻む工程を「カッティング」と呼び、実際の音を盤に切り込んでいるんですね。
CDプレーヤーやスマートフォンなどのデジタル機器は、音を0と1の2種類の信号を判別して再生するため、データ量によっては0と1の間の音が消されてしまい
本来あるべき音が出し切れなていないという現象が起こるのですが、アナログであれば一本の続いた線から音が出るのでその心配はありません。
とはいえアナログはデジタルよりも優位なのかといえばそうでもなくデメリットはあります。
音の切り込みが露出しているということは塵やゴミが必ず入り込んでしまい、そのまま再生するといわゆるレコード独特の「チリチリ」音が発生するわけです。
これを無くすには専用のクリーナーで丁寧に掃除しなければいけません。
また、ターンテーブル、トーンアーム、カートリッジの3つの相性によって音質やレコード盤に詰まっている音を引き出す力がガラリと変わるのがアナログの特徴です。
それが醍醐味でもあるのですが、実際それをビシッと調整するのは気軽に音楽を楽しみたいという方には少々面倒なのが現実です。
ですが、一度でもバッチリ整った状態のレコードプレーヤーで聴く音楽を知ってしまったらトリコになること間違いなしです!
レコードに刻まれた溝から細かな音を引き出す。その快感がアナログプレーヤーの大きな魅力です(^^♪
レコードプレーヤーの構造とは?
レコードプレーヤーの祖は蓄音機です。(※年代物の蓄音機の魅力の記事参照)
最近はDJ(ディスクジョッキー)用語から「ターンテーブル」と呼ばれたり
ピュアオーディオユーザーにはアナログプレーヤーと呼ばれることもあります。
基本的な構造としては
レコードを載せて回転させるターンテーブル
レコード表面の音溝の振幅を拾う再生針のピックアップ(カートリッジ)
ピックアップを支え拾った音を出力させる役割を持つトーンアーム
そしてこれらを取り付けるキャビネット(設置台)で構成されています。
多くのモデルはキャビネット内部にモーターが入っていて、レコードの種類に合わせて回転数が調整できる機構を持っています。
マニア向けの物になるとモーターを別にしてターンテーブルを糸やベルトで回す機種もあります!
もっと拘りのある方は自分で作ってしまう人も(*‘∀‘)
アナログプレーヤーの人気ブランドや機種について
Technics テクニクス SL-1200MK5
日本で高性能な音響機器を提供している松下電器(現パナソニック)のTechnicsブランドから発売されているSL-1200シリーズ。
音質、操作性、耐久性に優れていてDJ用としてもタフぶりで、レコードプレーヤーの定番です。
DENON デノン DP-1300M
音響専門ブランドのDENONは国内の音響メーカーの中でも老舗でレコードや蓄音機の黎明期から続く歴史を持ちます。
DP-3000というレコード全盛期に大ヒットとなった機種を出して以来、現在もその後継のレコードプレーヤーが発売されています。
現行ではDP-500とDP-1300の二機種が主力となっています。
長時間の再生にも耐えられる安定した設計は人気の理由の一つです。
marantz マランツ TT-15S1
マランツといえばかつてはアンプに強く、レコードプレーヤーは積極的には作っていないのですが
不定期ながら本格的なプレーヤーを発売しています。
Tt1000を筆頭に最近ではTT-15S1のモデルが話題となりました。
アルミ無垢のインシュレーターなどで低共振を実現した名機です。
他の有名なメーカー
◊YAMAHA(ヤマハ)
◊KENWOOD(ケンウッド)
◊LUXMAN(ラックスマン)
他にも海外製のThorensなど有名なメーカーは多数ありますが、国内の定番どころは上記の通りではないでしょうか!
オーディオアクセサリーも価値がつく
最初にプレーヤーの構造に触れたときに、ターンテーブル、ピックアップ(カートリッジ)、キャビネットなどのパーツについても記載しましたが、パーツ単体にも数万円か場合によっては数十万円の値がつきます。
もしプレーヤーが故障してしまったからといってすべてを処分してしまうのはとってももったいないです(>_<)
パーツ単体でも使用できるものがり、そして使用できるということは値がつくということですので、安易に処分をせずHITOYAまで一度お問い合わせください。
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所有している方の想いの詰まったせっかくのプレーヤーですから
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