高級ブランド、エルメスとバーキンの誕生背景、買取について
目次
エルメスはフランス発のファッションブランドです。
日本でも主にバッグや革小物をはじめとした装飾品などで人気を博しています。
2018年には日本での売り上げが世界第3位、数字にして世界全体の売り上げの約13パーセントを占めるほどになります。
男女問わず愛されてきた歴史あるハイブランドのひとつです。
エルメスの生い立ち
エルメス社は創業当時は馬具工房でした。工房の製品は評判で、外国の皇帝からも依頼が来るほどでした。
しかし、エルメス社が創業した19世紀はまさに自動車の黎明期です。
馬車が自動車にとってかわられることを見越した3代社長エミール=モーリス・エルメスは、馬具製造の技術を生かして、皮革を加工してカバンや財布を作る事業を開始します。
こうして、現在のエルメス社につながる歴史が始まりました。
日本でのエルメスの浸透
日本にエルメスの直営店が初上陸したのは、1978年のことです。
東京・丸の内に開店したブティックは瞬く間に人気を博し、あっという間に日本でも有名ブランドとして受け入れられました。
高級バッグの最高峰バーキン、その誕生にいたる背景
エルメスの人気シリーズと言えば何といってもバーキンでしょう。
このバッグはあるドラマチックな一場面から誕生しました。
エルメス社の第5代社長ジャン=ルイ・デュマ=エルメスは、1984年のある日飛行機で偶然にもジェーン・バーキンという名前の女性の隣の席になりました。
彼は、彼女の使っていたカバンに目をとめます。ジェーンは、ボロボロの籠の中に荷物をぐちゃぐちゃに詰め込んでいたのです。
そこで、彼はジェーンにバッグを作ってプレゼントすることを申し出たのでした。
こうして生まれたバッグがジェーン・バーキンという女優から名前を取って、バーキンと呼ばれるわけです。
このバッグは1984年の誕生以来デザインがほとんど変わっていないことが特徴です。
逆に言えば、バーキンは流行に左右されない洗練されたデザインのバッグだといえるはずです。
バーキンほどに「一生使える」という言葉がふさわしいバッグもないでしょう。
しかも、バーキンはエルメスのバッグの中でも、限られた職人だけが作る特別なバッグです。
エルメスというブランドの顔的な存在でありながら、このバッグはとっても希少価値が高くなっています。
そんな特別なバーキンですが、デザインは変わらないとはいえ、サイズ、色、素材などの異なる様々な種類が展開されており、使用シーンや自分の好みに合わせてお気に入りを見つけることができます。
様々な種類から選び抜いたとなれば、愛着もわいてさらに特別なバッグになること請け合いです。
次回はケリーバッグについても別の記事で買取情報をアップいただきますね!
エルメスの買取について
買取ヒロヤでは以前告知いたしましたピコタン、そして今回のバーキンを始め、ケリーバッグやキーホルダーや装飾品などの細かいお品物も買取中です!