Steiff物やアンティークテディベアの積極査定中です!

Steiff物やアンティークテディベアの積極査定中です!

世界中にある多くのぬいぐるみの中でもクマをモチーフにした愛らしいテディベアは定番中の定番です。

テディベアといったらキットを購入したり、自分で型紙を用意してオリジナル・テディベアを作ったりしてプレゼントするという方もいらっしゃるかと思います。

 

テディベアなどのぬいぐるみ類って時間が経つとふわふわだった素材が固まってしまってカピカピになったりしちゃうので、それを売ろう考えると「???」と感じる方も多いかと思います。

 

しかし、テディベアもれっきとした歴史の産物であり、現在でも作家さん、コレクター、テディベア専門の博物館が多数存在するくらいの人気を誇ります。

 

テディベアの起源

テディベアの起源は今から百年以上前にさかのぼります。

世界史の教科書に必ず登場する重要人物であるアメリカの大統領セオドア・「テディ」・ルーズベルト。

彼が1902年に狩猟に出かけた際、熊を撃つのを拒んだことがきっかけで生じたエピソードがテディベアの名前の由来です。

このエピソードを取り上げた新聞の風刺漫画にヒントを得たキャンディ・ストア経営者のモリス・ミットムが、クマのぬいぐるみを作り、ルーズベルトのエピソードを称えて「テディベア」と名付けたことが始まりなのです。

 

 

アンティークテディベアの有名メーカーと買取

 

テディベアを最初に誕生させたのはアメリカですが、品質の高いディベアを多く製造したのはドイツといわれています。

 

シュタイフ社~Steiff’s teddy bear~

1880年創立のドイツのシュタイフ社。

シュタイフのぬいぐるみは世界最高峰だと考えられており、最も有名なメーカーです。

シュタイフテディベアはすべて職人が手作りで製作しており、完全に同一のものは存在しません。

シュタイフの年代物のテディベアでしたら、状態によってですが、かなりの高値を期待しても良いでしょう。

しかし、高値がつくということは皮肉なことにフェイクも多いのが実情です。

 

シュタイフ社の初期テディベアの特徴

 

ポイントⅠ

シュタイフ社は、自社製品のテディベアを含めたぬいぐるみの耳に、マークとして金属製のボタンを付けています。

初期のボタンには無地または象のロゴが入っており、後に「Steiff」と記されるようになりました。

このボタンのスタイルこそベアの製造年を見極められるポイントのひとつです。

もしボタンが取れてしまっていたとしても、ついていた箇所に穴が開いている可能性は高いですよね。

 

ポイントⅡ

初期テディベアの中身には、かんなくずや柔毛、ウッド・ウール(木毛)にカポック、そしてエクセルシオール(高級木毛)が詰められ、外皮として通常ベージュかゴールドのモヘアのプラッシュで作られました。

毛の色が白いベアも存在するのですが、とても希少です。

 

ちなみに、かんなくずやウッド・ウール、エクセルシオールなどの細かい木くずの素材は、ギュッと押すとバリバリとした感触があります

しかもカポックとエクセルシオールが混ぜられて詰められたベアは重量も軽めです。

これらも初期かどうか、フェイクかどうかを判断する大切なポイントです。

 

ポイントⅢ

現在のベアに比べると初期のベアは鼻が尖っていて、顔も含めて全体的に細身です。

しかも背中にコブがあります。

本物のアメリカヒグマ(グリズリー)の子熊のように、初期のドイツ製と一部のアメリカ製テディベアには、背中に目立つコブを付けていたのです。

1951年にはオリジナル・テディベアが発売されたため、コブ付きがほとんどなくなってしまいました。

 

アンティーク以外で買取値が高いお品物

Steiffはディズニーの多くのキャラクターのぬいぐるみも手がけていて、その中でもダッフィーの限定・記念モデルは発売間もなく即完売となってしまうことから買取値段も跳ね上がるケースがほとんどです。

査定に出す際のポイント

テディベアの査定で極めて重要なのが、希少性とコンディションです。

虫食いの跡や日焼けによる退化は、需要と価値を下げてしまいます。

もしシュタイフ社のアンティーク・テディベアをお持ちでしたら、一度試しに査定にだしてみるのも良いでしょう。


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