香木の馥郁とした香り【伽羅・沈香など買取中!】

香木の馥郁とした香り【伽羅・沈香など買取中!】

香木の歴史

香木とはかぐわしい芳香を放つ高級木材の名称です。

奈良時代に成立した『日本書紀』には、淡路島に香木が漂着して朝廷に献上されたという記述が記されております。

これが日本の香木についての最古の記録です。

 

薄片(はくへん)に削って過熱をすると、とっても良い香りを漂わせてくれる特別な”木”

香料の材料にも用いられます。

 

暴雨や病気、虫害などによってが沈香木(ジンチョウゲ科の樹高の高い常緑樹 )の樹皮が被害を受けたときに、木が自分自身を守るための防御策として、損傷を受けた部分に樹脂を分泌し蓄積させ、ダメージを軽減するのです。

 

木の生存本能はすごいですね

 

さらに蓄積された樹脂は胞子やバクテリアの働きによって長い時間をかけて変質し、特有の香りを放つようになります。

こうして蓄積した部分を乾燥させて余計な木部を削り取ると「香木」となるのです。

 

ちなみに良質の沈香は、100年以上の樹齢を持つ古木からしか採れません。

ダイヤモンドや石油などと同じく、時間をかけてつくられる大変貴重な自然の産物。

それが香木です。

木の宝石といっても過言ではありません(‘◇’)ゞ

香木は身近な存在

ちなみに現在の”香木”のイメージといったら「お香」を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか?

そして「お香」といったら”仏壇”や”お葬式”などと、どことなくネガティヴなものを連想する方も少なくないのでは?と思います。

 

確かに昨今、「香木」という言葉は宗教関連以外ではあまり聞くことがなくなった言葉かもしれません。

 

しかし、アロマテラピーに興味がある人、そして歴史が好きな人、なかでも特に平安時代が好きな人ならばよく知っている言葉だと思います。

「香道」を嗜む人ならば、なおさらピン!(^^とくるものがあるはずです(*’▽’)

 

平安中期に紫式部によって書かれた長編物語である『源氏物語』。

そして同時期に清少納言によって書かれた「春はあけぼの……」のフレーズでお馴染みの随筆『枕草子』。

 

日本人で知らない人はおそらくいないでしょう。

源氏物語や枕草子自体は読んだことがなくとも、タイトルだけは皆様も一度は目にしたこと、聞いたことがあるはずです。

国語の教科書には必ず載っていますし、私立文系・国立の受験生ならば古典には必須です(>_<)

 

そんな平安貴族の生活模様を描いた両作品には、お香に関する描写が多々見受けられます。

それもそのはずで、平安貴族にとって香木はなくてはならない存在だったからです。

 

平安時代よりも前の時代である飛鳥~奈良のお香の用途といえば、邪気を払って仏前を清める「供香(くこう・そなえこう)」として用いられ、宗教色の強いものでした。

それが平安時代には部屋や衣類に焚き染めて純粋に香りやお洒落を楽しんだりするための生活の一部として確立された文化となり、宗教からは切り離された用途に用いられるようになったのです。

 

「薫物(たきもの)」の文化が確立したというわけですねー(‘◇’)ゞ

 

そして香木は薫物に使う「練香」の材料として用いられました。

「お香」は今でいうアロマやフレグランス、そして防虫・防腐剤などの薬用の役割を果たしてくれたりと、絶対に生活には欠かせない必需品であったわけです(*‘∀‘)

 

あ、ちなみに貴族だけではなく武士も身だしなみとして香を纏っていましたよー(-_-メ)

沈香・伽羅・白檀

香木には、沈香(じんこう)、伽羅(きゃら)、白檀(びゃくだん)といった種類が存在しますが、中でも人気が高いのは沈香と伽羅です。

 

沈香の中で特に質のいいものが「伽羅(きゃら)」と呼ばれており、値段も目を見張るくらい高額です(>_<)

 

そのため乱獲されてしまうという問題が発生したため、現在では沈香を産するジンチョウゲ科のジンコウ属およびゴニスティルス属の木の全種は、ワシントン条約の希少品目第二種に指定されております。

 

つまり、新たに採取することができなくなってしまっているのが現状です。

 

そのため必然的に値段は吊り上がりますので、本物の香木で状態の良いものは1,000,000円を優に超えます。

 

伽羅よりは値段が下がる白檀(びゃくだん)も、200,000円以上でなければ質のいいものを購入するのは難しいかと思われます。

白檀はニュージーランドにハワイ、フィジーなどの産地によっては香りが少なく、香木としての利用が難しい種類もありますが、インドのマイソール地方で産する白檀は老山白檀という別称で呼ばれ、最も高品質とされています。

香木が香木たる所以

沈香は沈香の原木の比重は0.4と非常に軽いのですが、樹脂が蓄積することで当然比重が増し重くなり、水に沈みます。

これが「沈香」という名称の由来であり、一応本物かどうかの判断基準でもあります。

 

しかしながら、水に沈む原木などいくらでも存在するのが現状です( ;∀;)

 

それどころか、香木の香りがするオイルに木の欠片を漬け込んだだけの偽物を、「本物の伽羅」と称して高額で売りつける悪質な販売業者も存在しますので、注意が必要です。

 

そもそも沈香木や白檀は、香木になりうる木の種類であるというだけで、先ほど説明した通り「蓄積した樹脂の部分を乾燥させたもの」でなければ、“香木”ではなく所詮”ただの木”です。

それ以上でも以下でもありません( ;∀;)

売るときに値段をつけてもらうのは厳しいです。

 

たとえば、宝石の王様であるダイヤモンドも一歩間違えば生成過程で”グラファイト”という鉱物になってしまうのです。

 

ダイヤモンドは地球の中心核からなる層の一つ、マントル層というところで生成されますが、そのマントル層から地表の辺りまで一気に上昇せずにゆっくり上がってきてしまうと、なんとグラファイトに変質してしまうのです。

グラファイトは鉛筆の芯や電池などに使われたりはしますが、無論宝石としては×です。

 

希少な天然資源の誕生は、まさに「運」です。

ですから、産出が少ない自然の産物である香木は需要も上がり、価格も必然的に高騰するのです。

 

香木はインテリアとしても活躍

香木は飾り台に乗せて部屋に飾ると、掛け軸や茶器のような渋い存在感を放ってくれます。

それに原木であるわけですから、大理石のように装飾を施し形を変えさせて、仏像や壺などの置物や、数珠などのアクセサリーとして生まれ変わらせることも可能なわけです。

 

香木を贅沢に使って作られたインテリアやアクセサリーなんて、なんだかとってもやんごとないですよね°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°

 

無論高価なものですから、値段はだいたい数十万円~百万円以上になります(‘◇’)ゞ

とりあえず査定にだしてみる

 

「この香木は本物かどうか、白檀なのか沈香なのか?これは伽羅と言えるのか?」

 

香木は知識がないと見極めが難しい品目のひとつと言えます。

先ほどご紹介した通り、本物の香木はまず高額です。

そして、ただの木にオイルで香り付けをしただけの偽物を販売している業者もあるということと、香木は薄片(はくへん)に削って過熱をすることで香りを放つものであるということも、最初の方でお話しましたよね(; ・`д・´)

 

つまり、値段が安く香りと色合いが異様に強いものは「???」と思って注意しましょう。

オイルを塗っているせいで木の黒味が増していたり、加熱も何もしていない原木のままなのに、やけに強い香りを放っている「香木らしきもの」には要注意です。

 

香木を売りたいと思ったら、まずは査定にだしてみましょう!

実は本物だったのに、ただの木片だと思って処分してしまったなんてもったいなさすぎます!


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