ルネ・ラリックの香水瓶~ Perfume bottles of Lalique~
目次
こちらの画像の香水瓶、とっても素敵なデザインですよね°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°
今から100年以上も前のある有名人がデザインした香水瓶ですが、そのデザイン性は2019年を生きる現代の私たちが見てもまったく古さを感じさせない趣向を凝らされたデザインです。
一言、「すごい」です……!
昔の服やアクセサリーの多くは「うーん?」と思ってしまうデザインのものってけっこうあったりしませんか?(*_*;
年月を経て程良くでる味わい。そして現代でもなんら違和感のないデザイン。
この香水瓶をデザインした人物の名は
ルネ・ラリック(Rene Lalique)
ラリックはフランスの金細工師、宝飾デザイナー、ガラス工芸家です。
ラリックの作品は時間を経た今も芸術品の趣(おもむき)を放ってなお輝いております°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°
当ブログでも「革新的デザイン⁉アール・デコのインテリアたち」という記事で少し紹介したことがありましたよね。
彼の作品は世界規模で評価が高く、とてもハイブランドです。
今回はそんなラリックについてもっと掘り下げた内容にしてみました(*‘∀‘)
「現在もどれくらいの人気があり価値があるのか?」
「買取値はどれくらいになるのか?」
そういったラリック情報が欲しい方に、とっておきの情報を紹介いたします!
評価は業界最高峰!しかもとっても高価
ヤフオクやメルカリ、オークファンで”ルネ・ラリック”と検索するだけで、数十万~数百万単位の作品がたくさんでてきます!
しかも香水瓶だけでなく、オブジェに食器類、アクセサリーケースなどの小物まで!
小さいサイズの香水瓶でもなんと数万円の値がΣ(・□・;)
それもそのはず
ラリックの作品は一つひとつが手作りで製作されているものが多く、しかもその技法の評価は非常に高いのです。
当然大量生産は厳しいため数は少なくなりますし、必然的に高額となりますが、
ビンテージ、最新モデルを問わず大変な人気で、世界中にたくさんのラリックコレクターが存在します。
すでに皆さんもご察しの通り、ラリック作品の買取に力を入れている業者は多いです。
もちろんHIROYAでも積極的に買取中です(‘◇’)ゞ
ラリックのヴィンテージ品は間違いなく高く売れる!
そういうわけでして、さらに高い査定ポイントを得るためにどんなことに注意を払っておくべきかをお知らせ致します(‘◇’)ゞ
状態はどうなっているか?が最も重要
査定ではおなじみのポイントですが、基本的なことこそ最も大切です。
欠けたりヒビが入っていないか、日焼けや汚れはないかなどをチェック。
とくに食器類ですと状態の良さがとにかく大事です(‘◇’)ゞ
偽物か本物かを見抜くためのアイテム
キーになるアイテムこそ箱やギャランティーカード(保証書)。
なぜなら、年代物の高級品は偽物や模倣品が多いため、
きちんと本物であると証明できることが大切なのです。
ここは押さえておきましょう(‘◇’)ゞ
人気のシリーズかどうかによって査定額も変わる
数々の製品を製作してきたラリック。
その歴史は長く、いくつかのシリーズが存在します。
したがって、人気シリーズに属するものならばさらにプラス査定(‘◇’)ゞ
そのシリーズもここでいくつかご紹介しまね(*‘∀‘)
◊エリザベート
◊ナンフェア
◊アンファン
◊スモールボール
◊ピヴォワンヌ
◊ミューズ
◊イロンデル
◊ドゥフルール
◊ファムアンティーク
◊ユロット
◊ブルゴイユ
◊ローズ
◊クールアントルラセ
◊ニクタル
◊ベース
◊フレール
……。
( ´ー`)フゥー...結構ありますね(^^ゞ
もしフリーマーケットやリユース店で「……おっ!」となる掘り出し物が見つかったらそれはラリックかもしれません。
筆者も超少数ですがディオールやシャネルの香水を所有しております。
シャドールですとかヴィーヴの香水瓶もラリックに負けず劣らずとても素敵です。
大切にとっておいたら100年後にはラリック瓶のようになっているかも( *´艸`)
♠ちょっと豆知識~ラリックの本物or偽物~
本物(‘◇’)ゞ
◊ラリック作品の本物の特徴
◊型押し、または型吹きの技法
◊自然界のモチーフを様式化したデザインが代表的
◊通常は連続文様で全体が覆われている
◊無色透明のオパルセントガラスが多い
↘オパルセントガラスとは、宝石のオパールのような柔らかで乳白色を帯びたブルーの交際を放つガラスです。
偽物(>_<)
◊細密さに欠けており細部が適当
◊ラリックが使わない色を使っている
◊造形やサイズもおかしい
◊本物とは異なる方法or位置にラリックのサインが入っている
どのアンティークにもいえることですが、偽物の一番の特徴は作りがおおざっぱなことだと筆者は思います(;^ω^)